従来の暗渠工事は人力作業が多く、とても辛い作業でした。特に晩秋の頃には霙が降る中、長靴は田んぼのぬかるみに足を取られ歩くのが仕事なのか、暗渠パイプを設置するのが仕事なのか、時には長靴を泥から抜け出せず、脱げてしまう事もあります。私も実際に作業員と一緒に作業をしてみましたが長靴が脱げてしまいました。長靴に泥が沢山付いて重く、防寒服を着ている為、汗だくになりとても悲しい気持ちになり、空を見上げると霙が降っていました。その時、考えたのが”何か違うぞ! もっと快適に作業が出来ないか”、この事が私の暗渠工事を根本的に考え直す原点になりました。 素焼きの暗渠管の埋設も快適に出来るようになりました。お蔭様で会社を興し、より良い掘削機械の開発、改造、安心、安全を目指し今では社員一丸となって日々、快適な暗渠工事を目指し品質管理、施工管理に邁進しております。